【1級建築士試験】勉強計画①準備編

当ページのリンクには広告が含まれています。

勉強を始める前にまず計画を立てると思うのですが、
今回の記事では、今勉強している1級建築士試験の勉強に
使っている勉強の計画方法についてまとめていきます。

もともとこの方法は自分が大学受験のために
予備校に通っていたときに
英単語の暗記法として教わったものですが、
これを建築士試験の勉強に組み込んでみました。

勉強計画の話は文章がかなり長くなりそうなので、
2部構成にします。

今回の記事では「準備編」として、
計画方法の紹介をします。

次の記事を「実践編」として、
自分が実際に建築士試験に
どのようにあてはめて使っているかを
紹介していきます。

目次

計画方法の紹介

まずはこの表を見てください。

+1 +2 +4 +7 +14 +14
10~20 1/1 1/2 1/4 1/8 1/15 1/29 2/12
21~30 1/2 1/3 1/5 1/9 1/16 1/30 2/13
31~40 1/3 1/4 1/6 1/10 1/17 1/31 2/14
41~50 1/4 1/5 1/7 1/11 1/18 2/1 2/15

英単語帳を使って1月1日から
英単語を1回に10個覚えるという計画をした時の計画表を
サンプルとして作ってみました。

縦軸には勉強する項目内容を記入します。
英単語帳には単語に通し番号がふってあるものが多いので、
その番号を使って、10個ずつに分割して
1~10、11~20のように記入していきます。

横軸の1から7までの数字は縦軸の項目を
勉強した回数を表します。
また、その上の+1,+2・・・と言う数字は
勉強した項目の復習間隔を表しています。

この表の使い方

1.縦軸の勉強する項目内容について勉強をする。

2.勉強が終わったら勉強した項目行の1回目のマスにその日の日付を入れ、マスに色を塗ります。

3.今記入した日付に、横軸の2回目の上にある「+1」を足した日付を2回目のマスに記入する。

4.2回目に記入した日付に、横軸の3回目の上にある「+2」を足した日付を3回目のマスに記入する。

5.上記のように4回目以降のマスに日付を記入していく。

6.記入した日付になったら、その項目について勉強する。勉強が終わったら、その日のマスに色を塗る。

この方法の特徴は
勉強する項目内容について1回目の勉強が終わったときに、
その後2回目以降の復習のタイミングが決まることです。

上のサンプル表でいえば、
1~10の単語を1月1日に勉強した場合、
最初の復習を1月2日に、次の復習を1月4日、
その次の復習を1月8日に行うといった感じです。

前回の建築士試験の勉強がそうでしたが、
最初から最後まで1周目をやって、
2周目をまた最初からやろうとすると、
最初の方にやったことが、
ほとんど記憶に残っていなくて復習が大変になってしまう
ことがありました。

この計画では
勉強から新しい項目を勉強する作業と、
すでに勉強した項目の復習作業を同時進行で
行うことになるので、
勉強したことがまだ少し残っているうちに
復習のタイミングが来るので、
復習する時に全く記憶にないといったようなことは
防げると思います。

計画運用のポイント

勉強する項目内容の設定

この表を作るときに気をつけた方が良いのが、
縦軸の勉強する項目内容の設定です。

ひとつの項目内容のボリュームをあまりに大きくしてしまうと
途中から負担が大きくなってきてしまいます。

例えとして、英単語をこのやり方を使って、
最初に1~100、次に101~200、と言ったように
1日に100個ずつ新しい単語を覚えようと計画したとします。

1日目は1~100を勉強する。

2日目は1~100の復習と101~200の勉強。

3日目は101~200の復習と201~300の勉強。

4日目は201~300の復習と301~400の勉強。

5日目は1~100の復習、301~400の復習、401~500の勉強。

というようにスケジュールが進んでいくわけですが、
このやり方で勉強を進めていくと
日が進むにつれて勉強するボリュームがどんどん増えていきます。

すでに覚えてしまった単語は飛ばしていったとしても、
1日に500個とか600個というボリュームになってくると
精神的に辛くなってきて途中で止めたくなってしまいます。

というのも、実際に自分が大学受験の時に、
1日100個覚えようとして途中でイヤになってしまったんですよね。
もうすでに勉強してしまったところは100個そのままにして、
新しく覚えるところからは1日30個に設定し直して
単語帳1冊最後までやりきることができました。

負担が大きくなって勉強がイヤになって
計画がストップしてしまうのが一番ダメな結果なので、
項目内容をなるべく細かくわけて、
負担が大きくならないようにしたほうがいいです。

すでに覚えたもの、理解した問題は飛ばす

復習の時も新しい項目を勉強する時も
もうすでに知っている単語があったり、
もう理解済みの問題があったりすると思います。
そういう単語や問題は飛ばしてしまってください。

上でも書きましたが、このやり方で勉強を進めると
日数が進むほど、勉強のボリュームが増えます。
なるべく負担がかからなくなるように、
すでに勉強する必要のないものは飛ばして、
覚えてないものや理解していない問題に
時間を使ってください。

まず復習をやってから新しい項目を勉強する

この表を使って勉強するときは、
まず復習から始めた方が良いです。
復習する項目が複数あるときは、
復習回数が多い項目から始めた方が良いです。

復習回数が多い項目はすでにわかっている問題も多く、
実際に復習する問題数も少なくなっているので、
早く終わるからです。

すぐに終わる項目から手を付けて
勉強する流れを作っておいてから
最後に一番負荷のかかる新しい項目に取り組んだ方が
勉強が進めやすいと思います。

また、用事があって時間がないとか、体調が悪いとか
復習をやっていても調子が上がってこないとか、
勉強できなかったり、したくない日が
あるかもしれません。

そんなときは復習だけは何とか終わらせて、
新しい項目に進むことを止めても良いと思います。
復習もしたくないから次の日でいいやになってしまうと
復習がどんどん貯まって結局勉強がイヤになって
しまいます。
なので、新しい項目を勉強するより
復習を最優先して勉強することをおすすめします。

まとめ

ここまで、今回の建築士試験の勉強に使っている
勉強計画の紹介と運用のポイントを
お話ししてきました。

運用のポイントについては、
自分がこのやり方を使っていて
うまくいかなかったところをふまえて、
こうやってみたらどうだろうという
提案になります。

一番最初にも書きましたが、
この計画方法は僕が考えたわけではなく、
英単語を覚える方法として
大学受験生の時に教わったやりかたです。

また、この方法とほぼ同じ勉強方法を
説明してくれているyoutubeの動画を見つけたので
リンクを貼っておきます。
[blogcard url=https://www.youtube.com/watch?v=CDsOJX9fiw8&t=0s]
復習間隔など少し違う部分もありますが、
ほぼ同じ計画方法になっています。

次の記事「実践編」では
実際に自分がこの計画方法を
建築士試験の勉強にどう当てはめて
使っているかを紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次