1級建築士試験学科試験教材 独学組

1級建築士学科試験の教材をインターネットで探していた時に
「独学組」という教材を見つけました。
今までにない仕様の教材だったので取り寄せてみました。
今回はこの「独学組」という教材についてまとめてみます。
ちなみに、僕はこの教材の販売会社の回し者ではありません。
教材は自費で購入して、実際に使ってみて、
その印象を記事にまとめています。

独学組とは

20年分の過去問題が選択肢1肢ずつ、また、各科目とも分野・項目ごと、
出題頻度順に並べられている問題集です。
奇数ページに問題、偶数ページに解答といった構成になっています。
(例えば、1ページ目に問1~15までの問題があるとすると、
その次のページが問1~15までの解答になっている)
定番の○×問題だけでなく、虫食い問題、選択問題、数値問題と
4つの出題形式で構成されています。
購入手続きをすると、計画・環境・法規・構造・構造力学・施工の
6つのPDFファイルがメールで送付されてきます。
公式サイト:1級建築士 独学組

使ってみて良かったところ、使えると思ったところ

問題の出題形式

○×問題、虫食い問題、2択選択問題、数値問題が用意されています。

○×問題はその選択肢が正しいか間違っているかを判断する問題。

虫食い問題は用語の部分が空欄になっていて、
空欄に当てはまる用語を答える問題。

2択選択問題は「○○は××と比べて(大きい・小さい)」
と言ったようなどちらが正しいかを選ぶ問題。

数値問題は「○○の高さは最低(    )cm以上必要」
と言ったように数値の部分が空欄になっていて
空欄に当てはまる数値を答える問題。

このような問題構成になっています。
数値や用語を覚えなければいけない時、
このような問題形式に作り替えてくれていると
覚えやすいのではないかと思います。
また、勉強するのにあまり乗り気でないときに
2択選択問題から手を付けていって、
別の出題形式の問題を解いたりしました。

20年分の過去問題に触れることができる

書店で売っている過去問題集はだいたい7年分、
資格学校で配られる過去問題集だとだいたい10年分が
収録されているようですが、
この教材は過去20年分の問題が収録されています。
もちろん古い問題は最新の法令等に合わせてチューニングされています。
かなり昔に出題した問題が再度出題されるパターンが出てきているようなので
これだけ振り返ることができるのはメリットではないでしょうか。

問題が頻出順に並んでいる

出題頻度順に問題が並んでいるので、
時間が無いときなどは頻出されている問題だけ確認するなど、
効率的に勉強することができます。
また、過去に何度も出題されている同じ内容の選択肢は
ひとつの選択肢にまとめてくれてあるので、
勉強を進めていく中で同じ選択肢が何度も出てくることはありません。

勉強する場所を選ばない

教材がPDFデータになっているので、
PCはもちろん、タブレットやスマートフォンでも教材閲覧が可能です。

使ってみて残念だったところ、うまく使えなかったところ

解答解説

個人的にはこの教材の最大の弱点だと思うのですが、
解答に対しての根拠になる解説がないんですよね。
例えば、法規の場合、その選択肢が正解であれ、不正解であれ、
法令集のどの法令を根拠にしているのかを確認していくのが
法規の勉強だと思うのですが、
この教材では不正解の選択肢のみに条文番号の記載があって、
正解の選択肢には条文番号の記載がありません。

公式サイトにおすすめのテキスト教材が紹介されているので、
そのテキストを参照しながら、問題を解き進めるスタイルを想定して
このような構成になっているのかもしれません。
しかし、これだとその根拠を探すのに時間がかかってしまい、
勉強がはかどらなくなってしまうのではないかと思います。
正解・不正解の根拠が理解できないと勉強にならないと思うので、
他のテキストを参照することなく、
この教材だけで完結できるような構成になったら嬉しいなと思います。

まとめ

この教材が○×問題の出題形式のみで売られていたとしたら、
僕は正直使いません。
やはりこの教材の価値は虫食い問題、2択選択問題、数値問題の出題形式が
用意されているところにあります。
虫食い問題や数値問題は単語カードみたいなものを使って
自分で作ることもできますが、
作るのは面倒だし、何より時間がもったいない。
実際の試験とは出題形式は異なりますが、
知識がちゃんと記憶されているかを確認するのに最適です。
独学組イメージ
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