【1級建築士試験】1級建築士試験ネット講座

今回の記事では
「1級建築士ネット講座」という
1級建築士試験対策用の教材について
実際に購入して使ってみたので
使用感等まとめてみようと思います。

下記情報は令和4年3月22日現在のものとなります。

1級建築士ネット講座とは

公式Webサイト:https://www.kenchiku-shikaku.net/

1級建築士試験の教材としては
あまりメジャーではありませんが、
とてもコストパフォーマンスが良い教材です。

この教材の主な内容は以下の通りです。

  • 過去20年分の学科試験問題
  • パワーポイントを使った学科試験動画解説講義
  • 製図試験対策講義
  • パワーポイントを使った製図試験動画解説講義
  • 音声ポイント講座

20年分の学科試験過去問とそれらについての動画・音声講義、
さらに製図対策に関する講義もついて、
お値段なんと、20,000円!(1年間)
試験に不合格となってしまい来年もこの教材を継続して
使う場合は10,000円でもう1年延長することが可能です。

ここからは教材の内容について少し掘り下げていきます。

過去20年分の学科試験問題

この教材の一番の特徴が過去問の収録スタイルにあります。

画像は公式Webサイトより引用

この教材の過去問題は各分野ごとに
1肢ずつの収録ではなく本試験と同じ出題形式である
4肢選択式で収録されています。
さらにA3用紙1枚に10年分の問題がまとめられているため、
A3用紙2枚で20年分の過去問が俯瞰できるという特徴を持っています。
(注意:構造の鉄骨造等出題数の多い分野についてはこの限りではありません)
類似問題には色づけがされているため、
頻出している問題が一目でわかるようになっています。

過去問題については上記以外にも
実際に試験場で配られる問題冊子がPDFファイルで
閲覧できるようになっています。(平成21年度以降の問題集)

パワーポイントを使った学科試験動画解説講義

それぞれの科目・分野について
ポイント解説講義をYouTubeで見ることができます。
パワーポイントでまとめられたスライドの内容を
機械音声が解説するというスタイルの動画になっています。

製図試験対策講義

製図試験対策講義では
試験元が出している平成21年度以降に出題された
製図試験の過去問と解答例が閲覧できます。
これらの過去問を分析・考察したものも
収録されています。

また、製図試験のテーマに基づき、
出題されそうな課題(予測課題)を設定して
それについての解説・製図の進め方、考え方を
提示したものが収録されています。

パワーポイントを使った製図試験動画対策講義

学科試験の動画対策講義と同様、
パワーポイントでまとめられたスライドの内容を
機械音声が解説するというスタイルの動画になっています。
製図試験について勉強法や、課題の読み方など
基本的な事項の解説が収録されています。

また、令和3年度の製図課題【集合住宅】について
製図の進め方や予測課題の解説等が収録されています。

音声ポイント講座

過去20年分の学科試験のポイントを箇条書きにしたものが
パワーポイントのスライドにまとめられていて、
それを機械音声が読み上げる内容のものです。
この講座もYouTubeを使った講座となっています。

良いと思うところ

コストパフォーマンスの良さ

過去20年分の学科試験問題と各分野ごとの解説講義、音声講座、
製図試験対策講義が収録されて20,000円という価格というのは
他に販売されている教材と比べると
とてもリーズナブルな設定になっています。

A3用紙1枚で10年分の過去問が俯瞰できる

類似問題が色分けされていることもあって、
10年間で似たような問題がいくつも出題されているとか、
逆に類似問題があまりない分野とか、
出題傾向が俯瞰できるところが便利です。
類似問題は1つをしっかり学習して、
あとは軽く流すような使い方ができるので
学習効率が上がると思います。

製図試験対策講義もついている

自分はまだこれを使う段階に至っていないので
ざっと見る程度しかしていませんが、
製図試験についても過去問が詳細に分析されていたり、
予測課題等合格レベルの図面サンプルがたくさん収録されているのが
とても良いと思います。

イマイチだと思うところ

解答解説が簡素

これは公式のWebサイトにも書かれていましたが、
出題傾向を視覚的に把握するために、
あえて解説を詳細にしていないようです。
基礎力が身についている人にとっては
詳しすぎる解答解説は不要ですが、
これから勉強を始めようとしている人にとっては
詳しい解説が必要だと思います。

こんな人にはおすすめできる

ある程度基礎が身についている人

解答解説が簡素なため、
初学者におすすめできる教材ではありません。
知識がないうちは解答根拠を他の教材を使って補う必要があるため、
問題を解くのにとても時間がかかってしまい、
効率的に勉強を進めていくのが難しいです。

基礎が身についている人であれば、
解説が簡素な部分も持っている知識でカバーできると思うので、
この教材が持っている潜在能力みたいなものを
フル活用できると思いました。

資格学校に通って勉強している人

資格学校で問題集として配布されている過去問題は
10年分だったと思うので、
もう10年過去の出題内容を経験するために使ったり、
授業を受けて身につけた知識の
確認するために使ったりするのが良さそうです。

まとめ

今回紹介した1級建築士ネット講座ですが、
安い教材は安いなりの内容なんだろうという期待を
見事に裏切る内容になっていると感じました。
これだけの資料をこの値段で提供してくれるのは
とてもありがたい。

問題の解答解説が意図的とはいえ簡素になっているのが
個人的には引っかかるところでしたが、
過去問の分析内容等読んでいても
値段以上の価値があるのではと思います。

この教材は一部が無料で公開されています。
気になる方は是非一度見てみてください。

公式Webサイト:https://www.kenchiku-shikaku.net/

一級建築士試験ネット講座
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