フォトリーディング講座に参加してみた

当ページのリンクには広告が含まれています。
フォトリーディングその2 イメージ写真

今回はフォトリーディング講座に参加した時のことを
まとめてみようと思います。

目次

フォトリーディングとは

簡単に言うと、フォトフォーカスという視野で本を見ながら
ページをめくり、写真を撮るかのようにその内容を頭の中に入れていく読書術です。
その内容は頭の中から消えることはなく、必要な時にその情報を取り出して
使うことができるというものです。

一緒に講座を受ける仲間のモチベーションが高い

フォトリーディング講座は2日間で受講料約10万円という高額な講座です。
無料の講習会では寝てしまっている人や、スマホで遊んでいる人を
ちらほら見かけますが、今回の講座は違いました。

僕が受講した時は約10名くらい受講生がいました。
何人かに受講した理由を聞いてみたところ、
仕事のレベルを上げたい、起業準備のため、などなど。

本を早く読めるようになることが目的ではなくて、
みんなその先を見ているんです。
モチベーションの高い人ばかりが集まる空間でした。

僕はフォトリーディングってどんなもんだ
程度のノリで受講していたので、
このような向上心旺盛な人たちの中に入って講座を受けていたら、
なんか場違いなところにいる感覚になってくるわけです。
ここは自分がいたらいけない場所なんじゃないかと。

でも、そういう思いのある人たちの講座での立ち振る舞いというか
勉強している姿を見ていたら、
だんだん「ぼんやりしてられない」「負けてられない」と、
「かつ」を入れられたような気持ちになってきたんですよね。
とてもいい刺激を受けることができたと思っています。

フォトリーディングのスキルを学ぶだけなら
講座に参加する必要はありません。
フォトリーディングの本に書いてあることをやっているだけなので、
本を読めばそれでOKです。

しかし、この高いモチベーションに溢れた独特な雰囲気は
講座参加しないと感じることができません。
これがこの講座で一番価値のあるプレゼントだったと思います。

読書について学んだこと

本を読む前に必要な準備があること

表紙・帯・まえがき・あとがき・目次から
どんなことが書いてあるのかを推測して、
この本を読む目的・本から学びたいことを
ハッキリさせてから読みはじめる。

確かにこの方法だとこの学びたいことに対しての
答えを探そうとしながら読むので、
それを関係ない部分はさらっと目を通すか、
読まなくなるので効率的な読書になっている感じはします。

まえがきで強調している話題や、
目次を見ていて他の章よりもページをたくさんさいている章は
おそらく、著者がこの本の中で一番主張したいことだと思うので、
本を買う前にそういうところをチェックするようになりました。

最初から読む必要はない。全部読む必要もない。
必要なところから、必要なところだけ読めば良い。

上で書いた事とも関連しますが、
学びたいことが本の最初から書いてあるわけではないので、
最初は読まないという選択肢もアリなわけです。

最初に決めた学びたいことが書いてありそうなところを読むだけです。
だから、フォトリーディングは速読法と言っていいのかよくわかりません。
全部読まないから結果的に早く読み終わるというか、
自分の必要とするものだけを選んで摘まんでいるというか、
とにかく、そんな感じです。

読書に限らず、
マインドマップは使えるノート術

フォトリーディングの最終工程が
マインドマップの作成です。
以前からマインドマップのことは知っていましたが、
実際に描くのは初めてでした。

キーワードをつなげていくような感じで描いていくのですが、
描くべきキーワードをどれにしたらいいのか、
かなり悩みました。

しかし、実際にできたものを見ると、
全体を俯瞰できて、本の内容がぱっと見て把握できました。

これは読書の時だけに限らず、
仕事でのメモ取りやアイデア出しの時にも
使えるスキルだと実感できました。

マインドマップを作成するアプリもかなり充実しています。
アプリでマインドマップを作ると、
下層の部分を隠すことができるので、
単語カード的な使い方もできそうです。
知識は思い出そうとする時に定着するそうなので、
読書したあとに作ったマインドマップも
アプリで作っておいて、あとで見返しておけば、
本の内容を忘れずに済みそうです。

半信半疑なこと

「フォトフォーカスで本を読むと脳の中に情報が写真のように全て写し取れる」

これがフォトリーディングの一番肝心なところです。
でも、それがホントに入っているのかどうか。
ピンぼけの状態で本を見ながら
ページをめくっているだけなのに
その文章が潜在意識の中に刻まれ、なおかつ、忘れないなんて・・・。

ピントを合わせてしまうと顕在意識の中に入って、
短期記憶として処理されて結局時間が経つと
忘れてしまうそうです。

経験豊富なフォトリーダーであれば、
潜在意識下に写し取られた情報を自由に使いこなせるんですかね。
正直、この辺がまだあまりピンときていません。

まとめ

結果的にこの講座でフォトリーディングが身についたかと言えば、
たぶん、身についていない・・・。
再受講制度もあるそうで、実際再受講の人もいたので、
1回の講座でマスターできるばかりではなさそうです。
2日間で3,4冊読むだけなので無理もないですが。

ただ、この講座は読書をするきっかけを
作ってくれたと思っています。

読書は目的のための手段です。
この手段を使って、自分の本当の目的を達成していく。
本はあくまで情報収集ツールとして必要なところだけ使う。
だから、本はどこから読んでもいいし、一部だけ読むでもいいし、
何度読んでもいいし、どんな読み方をしてもいいんですよね。
読書の固定概念みたいなものが外れた感じがしています。

あと、自分の目標に向かって頑張っている人の
オーラってやっぱりすごいですね。
ものすごい活力を感じます。
そういう人が集まる環境に身を置くと
自分も自然とその方向に向かってしまう。
流されやすいタイプってことなのかもしれません・・・。
環境って大事だと実感した2日間でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次