勉強しようという気持ちはあるけれど、
重い腰を上げることができない。
自分も最初の一歩を踏みだせずに
勉強しなきゃと思っているけど、
結局動かないってことがよくあります。
自分と同じような人が結構たくさんいるんじゃないかと
思います。
そんな人はぜひポモドーロテクニックを使ってみて下さい。
このポモドーロテクニックを使うと
最初の一歩が踏み出しやすくなるんです。
なぜ最初の一歩が踏み出しやすくなるのか。
このテクニックを使って踏み出せる高さまで
最初のハードルをできるだけ低くしてしまうからです。
1時間、2時間は集中して勉強してこそ効果がある。
僕もそう思っていたわけですが
この考え方が勉強を始めるハードルを上げてしまうんですよね。
この記事では、
ポモドーロテクニックとはどういうものなのか、
自分自身がどのように活用しているかについて
書いていきます。
ポモドーロテクニックとは
ポモドーロテクニックとは
「25分の仕事(勉強)時間+5分の休憩時間」
これを1セットとして、繰り返し行うという時間管理術です。
25分間仕事(勉強)→5分間休憩→25分間仕事(勉強)→5分間休憩・・・
と言ったように進めていきます。
使用について気をつけるべき点がいくつかあります。
- 4セット終わったあと、5セット目に行く前の休憩は少し長い休憩(20~30分程度)を取る。
- 25分間にやる仕事(勉強)はひとつに絞る。
- 25分経ったら中途半端な状況でも作業を止める。
- 休憩中にスマートフォンやPCは使ってはいけない。
25分間にやる仕事(勉強)をひとつに絞るというのは、
建築士試験で言うと、
25分間で施工だけ勉強する、25分間で法令集のセットアップだけする、
こんな感じです。
25分間で計画と力学をやろうとか、
計画を少しやってビジネス書を読むとか、
そういうのはダメです。
また、25分経ったら途中でも作業は止めなければいけません。
キリの良いところまでやってしまおうというのはダメです。
続きは次のセットで行います。
休憩時間中にPCやスマートフォンを見てしまうと
せっかくの休憩なのに脳が休まりません。
軽く身体を動かしたり、飲み物を飲んだり、
音楽を聴くのが良いそうです。
一番良いのは瞑想とのこと。
自分はこう使っている
本来は25分間になっている仕事(勉強)時間を15分にして、
「仕事(勉強)15分+休憩3分」を1セットとして使っています。
今の自分には25分間という時間でもハードルが高いのです。
試験直前までこんな調子ではダメだと思いますが、
まだ試験まで時間もありますし、
再び勉強を習慣づけることを目標にして
とにかく短い時間でも勉強したという実績を作ることを
意識してやっています。
仕事(勉強)時間の計測には
「集中」というスマートフォンのアプリを使っています。
このアプリは仕事(勉強)時間と休憩時間が
自分の好きな時間に設定できること、
また、何の仕事(勉強)をするかも自分で設定ができ、
設定した仕事(勉強)にどのくらい時間をかけたかを
勝手に集計してくれるという優れたアプリです。
しかも、無料で使えるのが嬉しい。
少しだけ行動してみる
考えているだけでは何も変わりません。
何かを変えるには行動するしかありません。
では、行動するにはどうしたら良いか。
行動しやすいような仕組みや環境を
作ってしまえば良いのです。
ポモドーロテクニックも
行動しやすくするための手法のひとつです。
とにかく1回動いてしまえば、あとは楽に動けるように
なるはずです。
自転車も最初のひとこぎ目は力を使いますが、
スピードが出てくるにつれて
こぐのが楽になるのと同じです。
25分が辛ければ、15分。
それも辛ければ5分でも良い。
少しで良いので行動してみましょう。
まとめ
それでは、この記事のまとめです。
- 最初の一歩を踏み出すために、最初のハードルはできるだけ低くする。
- 時間管理にはポモドーロテクニックを使ってみる。
- 少しでも良いから行動する。動かなければ何も始まらない。
ポモドーロテクニックの話をしたかったので、
時間管理の話が中心になってしまいましたが、
時間のコントロールだけではなく、
勉強内容の負荷をコントロールすることでも
ハードルを下げることは可能だと思います。
建築士試験で言えば、
最初から問題を真剣に解くのではなく、
わかる問題とわからない問題の仕分けだけやるとか。
読書で言えば、
最初から全部を読もうとするのではなく、
今日は目次だけ読むとか、第3章だけ読むとか。
負荷を下げることでも
ハードルはかなり下げることができるはずです。
とにかく動かなくては何も変わりません。
小さな一歩でも良いので、
コツコツ積み上げていきましょう!