効率よく勉強するために万年筆を使うのがおすすめ

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効率よく勉強するために万年筆を使うのがおすすめ

勉強と万年筆、一見遠い世界に思えるかもしれませんが、実はこの組み合わせが勉強効率をアップさせるんです。

この記事では、万年筆を使った勉強の魅力や、選ぶべきインク、最適なノートについて紹介します。

万年筆がもたらすメリットとデメリット、さらには万年筆が向いていない人の特徴まで、幅広く掘り下げます。万年筆を使うことで、どのように勉強が楽しくなるのかもお伝えします。

万年筆の滑らかな書き心地と美しいインクの色が、あなたの勉強時間を特別なものに変えるでしょう。

ぜひ、万年筆を用いた学びのスタイルを試してみてください。

効率よく勉強するために万年筆を使うのがおすすめ
この記事でわかること
  • 勉強に万年筆を取り入れるメリット
  • 万年筆のデメリットと万年筆を使うのに向かない人
  • 勉強に使う万年筆、インク、ノートの選び方
目次

勉強に万年筆を取り入れるメリット

勉強に万年筆を取り入れるメリット
  • 万年筆最大のメリット 勉強中に手が疲れにくい
  • 万年筆は他の筆記用具とは違う特別な筆記用具
  • 万年筆の安定したインクの流れが集中力を途切れさせない
  • 万年筆を使って勉強することが楽しくなる

万年筆最大のメリット 勉強中に手が疲れにくい

万年筆の一番の魅力は、使っていても手が疲れにくいことにあります。

これは、万年筆が特別な方法でインクを紙に送るからです。

インクはペンの先から自然に流れ出るので、書くときに強く押し付ける必要がほとんどありません。

その結果、長い時間勉強したりノートを取ったりしても、手があまり疲れません。

例えば、PILOTのカクノのような入門者向けの万年筆を使っても、このよさを感じることができます。

この種の入門者向け万年筆は約1,000円で買えるので、手軽に使えて、勉強好きな学生にもぴったりです。

万年筆を使うと、長時間筆を動かしても手が楽で、勉強がもっと快適になります。

万年筆は他の筆記用具とは違う特別な筆記用具

万年筆を勉強に使うと、学ぶことへのやる気がぐんと上がります。

この特別なペンを使うことで、普通の勉強が楽しい体験に変わるのです。

なぜなら、万年筆は育てながら使う筆記用具だから。

後述しますが、万年筆は定期的なお手入れが必要で、使うには手間のかかる筆記用具です。

ただ、使えば使うほど、自分好みの書き味に成長していく筆記用具なんです。

これが、万年筆を持つ喜びや使う楽しさにつながります。

この楽しさが、勉強への意欲を刺激し、結果として学習の成果も向上します。

自分で選んだ好みの万年筆を使うことで勉強に対する意欲が変わっていくのです。

万年筆の安定したインクの流れが集中力を途切れさせない

万年筆のインクの流れは安定しており、ボールペンのように文字がかすれる心配が少ないため、勉強中の小さなイライラが減ります。

この安定感のある書き心地が、集中を妨げることなく勉強するのを助け、効率的な学習を実現します。

また、万年筆の滑らかな書き味は、ノート記入中に深く集中するのに役立ちます。

勉強の質が向上すれば、全体的な学習効率も自然と上がり、長期的にはより良い学習成果を期待できます。

万年筆の使い方は、単なる筆記を超えて、学習自体の質を高めることにつながります。

万年筆を使って勉強することが楽しくなる

上記にあげたメリットのせいで万年筆で書く行為がだんだん楽しくなってきます。

もっともっと書きたくなってくる。つまり、もっと勉強したくなるという構図です。

詳しいことは後述しますが、万年筆は、自分だけの好みに合わせたペン軸やペン先、インクを選ぶことができます。

自分に合ったデザインや好きな色のインクを選ぶことでも、勉強がより楽しい時間に変えることが可能です。

例えば、好みの色のインクでノートを彩ることで、視覚的にも楽しく学べます。

このように、万年筆を使って勉強することで、今までの筆記用具を使った勉強とは違った学習時間を過ごすことができます。

そのことが勉強への意欲を高め、勉強での成果が出ることにつながるのです。

海外では勉強で万年筆を使っている

日本の小学生は勉強するのに鉛筆を使いますが、フランスの小学生は勉強するのにボールペンや万年筆を使っています。

その理由は文字が「消せない」から。

消せないので文字を間違えないように慎重にならざるを得ないため、子どもたちは丁寧に文字を書くようになります。

また、万年筆を使うと考えた過程もそこに残るので、学校の先生は、この子はどのようにものを考えてこの結論に至ったのかを見ることができるそうです。

このような方法で先生は子どもの個性を見抜いて、評価・指導をしていくそうです。

私たちの勉強においても、考えた過程を残すというのは復習する上でとても役に立ちます。

答えに至るまでの過程でどこに間違いがあったのか把握ができなければ、その問題を完全に理解できたとは言えないからです。

※フランスの小学生が万年筆を使っている話は下記のサイトから引用させてもらいました。詳細は下記のサイトを読んでみてください。

万年筆で勉強する際のデメリットと選び方

万年筆で勉強する際のデメリットと選び方
  • 勉強で万年筆を使う際のデメリット
  • 万年筆のお手入れについて
  • 勉強で万年筆を使うのに向かない人
  • 勉強に最適な万年筆を見つける
  • 勉強で使う万年筆のインク選び
  • 勉強で万年筆を使う際のノート選び

勉強で万年筆を使う際のデメリット

万年筆を勉強のために使うとき、いくつかの注意点があります。

まず、万年筆の大きな問題点の一つはインクの乾燥です。

特に、使わない時間が長いと、インクが乾いてペン先に詰まることがあります。

これが原因で、次に書こうとするときにインクがうまく出ないことがあります。

さらに、万年筆は構造上、落としたり強い衝撃を受けたりすると壊れやすいです。

間違って落とすとペン先が曲がってしまうこともあり、修理や交換が必要になることがあります。

また、インク漏れや詰まりは万年筆を使う上でよくある問題です。

特に自分でインクを入れるタイプの万年筆では、こうしたトラブルが発生しやすく、適切なメンテナンスと取り扱いが必要です。

定期的な洗浄や正しい保管方法を知ることは、万年筆を上手に勉強に取り入れるために大切です。

正しいメンテナンス方法でお手入れをすることで万年筆は末永くよきパートナーとなってくれます。

これらの点を理解したうえで、万年筆を使ってみてください。

万年筆のお手入れについて

先述したとおり、万年筆を長く使い続けるためには、適切なケアが欠かせません。

万年筆のメンテナンスをせずに書き心地の悪い万年筆になってしまっては、勉強の効率にも大きく影響します。

基本的な手入れとして、ペン先の清掃があります。

使用しているインクの種類に合わせた適切な清掃方法を実施することが大切です。

特に顔料インクを使う場合は、その速乾性が万年筆の中でインクが乾いたり詰まったりしやすいことに注意が必要です。

だからこそ、使用後はペン先を水洗いして、万年筆が乾燥しないようにするケアが推奨されます。

また、ペン先が痛んでいると、書き味が損なわれるだけでなく、インクが漏れる原因にもなります。

定期的にペン先の状態をチェックし、必要に応じて専門店での修理や交換を考えることが肝心です。

さらに、インクをどのように充填するか、どのくらいの量を入れるかにも気を配ることが重要です。

インクが多すぎると漏れるリスクがあり、少なすぎると頻繁に補充する必要が出てきます。

適量のインクを入れ、万年筆を正しく保管することで、勉強中のトラブルを避け、スムーズに学習に集中できます。

定期的な万年筆のケアを心がけることで、コンディションが最高な状態の万年筆で勉強するようにしましょう。

万年筆のお手入れについての詳細は下記のサイトを参照してください。

セーラー万年筆というメーカーのサイトになりますが、どこのメーカーの万年筆も基本的なお手入れ方法は変わりません。

勉強で万年筆を使うのに向かない人

ここでひとつ注意しておきたいことがあります。

万年筆はその特有の使い心地や感触があるため、すべての人に適しているわけではありません。

特に、筆を強く押し付けて書く人には、万年筆の繊細なペン先が合わないことがあります。

万年筆は軽く書くことを前提に作られているので、強く書くとペン先にダメージを与える可能性があります。

また、文字を書くスピードが速い人にとっては、万年筆のインクの出方や乾き具合が気になることもあるので、そういった状況では、ボールペンやシャープペンの方が向いているかもしれません。

さらに、何度も述べているとおり、万年筆は定期的な手入れが求められる道具です。

インクの交換やペン先の掃除など、細かなケアが必要で、これを煩わしく感じる人には向かないかもしれません。

これらのことを考慮して、万年筆を使うかどうかは、自分の書き方や生活スタイルに合わせて慎重に考えるべきです。

万年筆の特徴を理解し、自分に合った筆記具を選ぶことが、効率的で快適な勉強へとつながります。

万年筆は特定のニーズや趣味に適した素晴らしい道具ですが、全ての人にとって理想的な道具というわけではないことはお伝えしておきます。

勉強に最適な万年筆を見つける

さて、ここからはこれから共に勉強していくパートナーとなる道具の選び方を紹介していきます。

まずは主役の万年筆から。

万年筆を選ぶポイントはいくつかあるのですが、まずはペン先の太さに注目します。

ペン先の太さは、書く文字の大きさや内容に合わせて重要です。

極細(EF)や細字(F)のペン先は、小さな文字や細かいメモ、数学の計算式などに向いています。

一方で、中字(M)や太字(B)のペン先は、大胆な筆記や目立たせたい内容の記載に適しています。

勉強に最適な万年筆を見つける

これは個人的な見解となりますが、ペン先が細くなるほどカリカリとした硬めの書き心地になります。

書き味になめらかさを求める場合は、中字(M)や太字(B)を使うことを個人的にはおすすめしますが、筆記する文字の大きさにもよるので、一度試し書きをしてから購入した方がよいです。

また、太さが同じサイズのペン先でも日本製と海外製のものでは若干違うことがあるのでこのあたりも実際に試し書きの時に確認してみてください。

つぎに、ペン先の材質も、書き心地に大きな影響を与えます。

硬い金属製のペン先は繊細な書き方に適し、ゴールドなど柔らかい金属のペン先は滑らかな書き心地になります。

これらのペン先は、筆圧に応じて形を変え、使い手の筆記スタイルに合わせて変化します。

個人的には少し値段が張りますがゴールドのペン先を選ぶことをおすすめしたいです。

ゴールドはペン先が柔らかいこともあり、自分の書き癖に合わせてペン先が変化してくれます。

また、この柔らかさのおかげで書き味のなめらかさが増します。

つづいて、ペン本体の重さもしっかり見ておきたいところ。

長時間使うには軽くてバランスの良いペンが適していますが、重すぎると疲れやすく、軽すぎると書きにくくなることもあります。

実際に持ってみて、握りやすさや重さを確認することが大切です。

これらのポイントに注意して自分の勉強スタイルにぴったりの万年筆を探してみてください。

これも個人的な感想ですが、万年筆選びは、普通の筆記具を選ぶよりも断然楽しいですよ。

勉強で使う万年筆のインク選び

次は、勉強時に使用する万年筆のインクの選び方をご紹介します。

インクの種類は、主に水性インクと顔料インクの2種類があり、それぞれ独特の特徴があります。

水性インクは速く乾き、紙に滲みにくいため、ノートや紙への書き込みに最適です。

細かなメモや長い文章を書く際には、すぐに乾くので書きやすくて便利です。

ただし、水性インクの欠点としては、水に弱く文字が流れやすいことがあります。

したがって、書類の保存や屋外での使用には注意が必要です。

勉強で使う万年筆のインク選び

顔料インクは耐水性が高く、長期保存に適しています。

文字が水に濡れても流れにくいため、大切なメモや書類作成に向いています。

しかし、顔料インクは万年筆のペン先やインクの流れの部分で乾燥しやすく、詰まりが発生しやすいです。

これは定期的なメンテナンスが必要で、特に使わない期間が長いときには注意が必要です。

両者のインクの特性を踏まえて、個人的におすすめするのは染料インクです。

その理由は以下の通り。

  • インクが風化するほど勉強ノートを長期保存することはない
  • 飲み物等をこぼすことで文字が消えてしまう可能性はあるが、また書けば問題ない
  • 顔料インクはメンテナンスに気を遣う必要がある。
  • 染料インクの方がすらすら書ける

染料インクは時間がたつと色がだんだんあせて薄くなってきます。

長期間保存が必要な資料であれば、消えてしまっては困るので顔料インクを使いますが、勉強ノートは勉強している期間しか使わないものなので、そこまでの耐久性は必要ないはずです。

また、水に濡れると文字がにじんでしまうのも染料インクのデメリットですが、もし飲み物をこぼしてしまってもその部分だけ書き直せば乗り切れるはず。

このことと顔料インクを使ったときのメンテナンスの手間をくらべたとき、自分であれば、早く乾いてすらすら書ける染料インクを取ります。

つぎに、インクの色の話です。

勉強に使う万年筆のインクの色は「ブルー」をおすすめします。

ビジネスの世界では「ブラック」や「ブルーブラック」が一般的かと思いますが、勉強用では「ブルー」がおすすめ。

「ブルー」はストレスを低減して集中力を高める色だからです。

インクの種類と色についてお話ししてきましたが、どれを使ったら一番心地よいかは個人差があると思います。

実際に店頭で試してみて好きなものを選んでみてください。

勉強で万年筆を使う際のノート選び

最後に、万年筆を使う際のノートの選び方です。

万年筆を使う際には、ノートの選び方が大事です。

なぜなら、下手なノートを使ってしまうとインクが裏移りしてしまうからです。

よって、万年筆で筆記するためのノートとしては、万年筆のインクが紙に染み込みにくく、かつ、裏写りしないような紙質を選ばなければいけません。

少し厚めで滑らかな紙が万年筆のインクとよく合います。

と言われてもよくわからないと思うので、自分調べですが、万年筆で使っても裏移りしなかったノートを以下に挙げておきます。

勉強で万年筆を使う際のノート選び

このように、万年筆に合うノートを選び、学習スタイルや内容に合わせて工夫することで、勉強の効率と楽しみを同時に高めることができます。

最後に:勉強に万年筆を使うことでやる気スイッチをONにしよう!

ここまでの内容を箇条書きでまとめます。

  • 万年筆は筆圧をかけずにスムーズに書けるため、長時間の勉強に適している
  • インクの種類には水性と顔料があり、それぞれ特性が異なる
  • 万年筆のペン先の太さや材質は書き心地に影響を与える
  • 万年筆の使用は勉強モチベーションを向上させる
  • 適切な手入れが万年筆の性能を維持する
  • 急いで書く習慣がある人には万年筆が不向きな場合がある
  • ペン本体の重さとバランスは長時間の勉強における快適さに影響する
  • 紙質の選択は万年筆のインクとの相性に重要で、滲みや裏写りを防ぐ

これまで述べてきたとおり、万年筆を使った勉強法は、その独特の特性を活かすことで、学習の効率化を図ることができます。

最後にもうひとつ注意点があります。

万年筆で書いた文字は消せないということです。

しかし、書き間違いを気にせずにどんどん書き進めてみてください。

この書き間違いが脳へのトリガーになり、勉強したことが記憶へ残る助けとなるからです。

このようにして、万年筆は単なる筆記具以上の役割を果たし、学習の効率と質を向上させる手段となります。

ぜひ、一度試してみてください。

(参考)

先日、40代の方に向けた大人のための勉強法に関する記事を書きました。
こちらも合わせて読んでいただけるとうれしいです。

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