【1級建築士試験】1級建築士学科試験教材 速学

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1級建築士試験学科試験教材 速学

1級建築士試験は資格学校に通って勉強するのが
当たり前みたいな時代もありましたが、
今はとても良い教材がたくさん出ていて、
独学でも十分合格できる環境が整ってきました。

今日はそれらの教材の中から
【速学】という教材についてまとめていきます。

使ってみての感想はあくまで個人的な意見です。
使用を開始してからまだ日が浅いのでよくわかっていない部分や
間違って認識している部分もあるかもしれません。
参考として読んでみてください。

目次

速学とは

オンライン上で学習を行うWebツールです。
以前紹介した合格ロケットという教材と同じような教材です。

まずはじめに、この教材には
「無料会員」と「有料会員」の2種類のステータスが用意されています。

有料会員はほぼ全ての機能が使用できます。
「ほぼ」という言い方をしたのは
有料会員になった人だけが課金して使えるサービスが
いくつかあるためです。
これらのサービスについては下の方に記載しておきます。

無料会員はお試し利用ができるようになっています。
お試しなので解ける問題数や閲覧できる単元、Webテキスト等、
使える機能が制限されています。

この教材には20年分の過去問題が選択肢1肢ずつ収められており、
○×問題を解答する形で勉強を進めていくスタイルとなっています。
問題を解答するとそのデータが自動的に記録されていって、
勉強時間や解いた問題数がカレンダー上に表示されていきます。
このデータはランキング形式で見ることができるので、
この教材を使っている他の受験生と比べて、
自分の進捗状況が遅れているのか進んでいるのかもわかるようになっています。

解いた問題は○△×の3つに仕訳ができるようになっていて、
△をつけた問題だけ抽出して学習するとか、
キーワードを検索してその問題だけ学習するとか、
問題を検索する機能もついています。

基本料金とは別に費用はかかりますが、
Webテキスト(紙版もあり)も用意されています。

問題やテキストは自分で印刷することもできます。

また、音声教材や模擬試験、
正誤逆転問題(基本料金とは別料金)といった教材も用意されています。

オンラインでのサポートを充実していて、
ライブ配信講義が毎週行われています。
基本無料で受講できますが、有料講義も用意されています。
また、無料講義を受ける前に受講するポイント講義もあります。
ライブ配信を見逃してしまった場合も
アーカイブ視聴ができるので安心です。

最後に、独学だと勉強の進捗管理が難しかったりしますが、
速学では無料で進捗管理を行ってくれるサービスがあります。
進捗をメールで報告すると進捗の度合いによって3つにグループ分けされて、
そのグループに対して講師の方からコメントがもらえるサービスです。

使ってみて良かったところ

問題の解答解説とWebテキストがリンクしている

解答解説を読んでみたけど、まだ理解があやふやなので
テキストで内容確認したいってことがないですか?

その時、書籍になっているテキストを引っ張り出してきて
該当箇所を探したり、
Webテキストにアクセスしてそこから該当箇所を探すっていうことを
すると思うのですが、
この教材では1クリックでテキストの該当箇所に飛ぶことができます。

テキストの該当箇所までたどり着くのに
それほど時間がかかるわけではないけど、面倒じゃないですか。
とても地味な機能ではあるのですが、
すごく便利な機能だなと思いました。

ついでに言うと、
問題解説やWebテキストを読んでいてメモを取りたいと思った時も
1クリックでメモを取るスペースが出てきます。

関連問題が一覧で表示される

上記のWebテキストと同じように
解答解説を確認する画面上で関連問題一覧を
1クリックで表示することができます。

関連問題がたくさん出てくる問題は
同じような問題やその周辺知識を問うような問題が
過去にたくさん出題されているという証拠です。

重要問題を把握する意味でも使えると思います。

全体像の把握を繰り返して理解度を上げていく

この教材には過去20年分の問題が収録されていて
選択肢の数は約7,000~8,000となっています。
かなりのボリュームです。

最初から単純に進めていくと途中で挫折してしまって、
勉強してない科目や単元がある状態で試験日を迎えてしまう
なんてこともあるかもしれません。

それを防止するための手段として、
この教材では単元ごとに第1部~第3部と3つに区分されており、
まずは各単元第1部からスタートして、
各科目の各単元第1部が終了してから第2部をスタートすると言った具合に、
科目全体をひと通りザーッと見渡しやすい構成になっています。

「第1部→第2部→第3部」これで20年分の過去問が1周終わったことになります。
1周目で科目の全体像を3回見渡すと言った感じ。
最低でも3周まわすのが必須になっているので
最低でも全体像を9回見ることになります。

オンライン講義がアーカイブで見ることができる

速学では毎週オンラインでのライブ講義が提供されています。
無料版と有料版があって、講義時間はどちらも約50分。
無料版では基本問題を、有料版では応用問題と質疑応答を扱うという内容。

毎週日曜日の20時から講義がスタートしますが、
時間が合わないとか、見過ごしてしまったとか、もう一度復習したいとか、
いろいろな理由で別の時間に講義を受けたいという人もいると思います。

速学のオンライン講義はアーカイブ視聴に対応しているので
ライブ講義を見逃してしまってもあとから見ることができます。

自分の場合、20時だと子どものご飯やお風呂、寝かしつけの時間帯なので
ライブ講義に参加するのが難しいのですが、
アーカイブ視聴ができるので子どもの寝たあととか時間を決めて
視聴ができるのでとても便利です。

テキストが穴埋め問題集を兼ねている

重要な用語や数値の部分が赤文字で表記されていて、
その部分を非表示にすることができるので、
テキストを読みながら用語や数値が記憶できているか
チェックすることが可能となっています。

また、テキストだけでなく、
問題の解説文も穴埋め問題として使えるようになっています。
(印刷機能を使ってプリントアウトすることで使用可能)

使ってみて気になったところ

問題と解答解説が同じページに印刷できない

速学には問題を印刷する機能がついていて
印刷条件がいろいろ選べるようになっているのですが、
問題と解答解説を同じページに印刷することができません。
問題だけを印刷、解答だけを印刷、解説だけを印刷、
といった感じになっています。

合格ロケットでは問題と解答解説が同じページに印刷できたので、
これを読み物として読んでいました。
こんな使い方をしている人は多くないと思うし、
問題と解答解説を別々に印刷できた方が便利だと思う人の方が
大多数だとは思いますが、
個人的には問題と解答解説が同じページに欲しいなと思っているので、
あげさせてもらいました。

ちなみになんですが、
合格ロケットだと「問題のみ」と「問題+解答解説」の印刷が可能です。
解答解説だけという印刷はできません。

次の問題が表示されるまでに時間がかかる

これはもしかするとネット環境によるものかもしれないので、
自分にしか当てはまらないかもしれませんが、
問題を解き終わって、次の問題に進む時に、
次の問題が表示されるまでの少し時間がかかります。
かかるといっても3,4秒くらいなんですが、
それが少し気になりました。

気になるお値段は

最後に気になるお値段の話。

以下の価格は令和5年9月1日現在の価格になります。
なお価格は全て税込み価格となっています。

(基本料金→有料会員になるための費用)
新規会員:57,200円(早期申込割引適用で50,000円)
既存会員:48,000円(昨年度ユーザーが継続利用する場合の価格)

(テキスト料金)
Webテキスト+紙テキスト 28,000円(5科目分)
Webテキストのみ 23,000円(5科目分)
紙テキストのみ  23,000円(5科目分)
※紙テキストのみ科目ごとの購入が可能 4,950円/科目

(正誤逆転問題)
8,800円(有料会員のみ申込可能)

(有料オンライン講座)
5,000円/月(有料会員のみ申込可能)

まとめ

以上、速学という教材についてまとめてきました。

記事の中では特に触れませんでしたが、
この教材、2023年8月から大幅にアップグレードされました。

過去問題の収録が20年分になったこと、
関連問題の一覧表示、正誤逆転問題は新しく追加されたものと
なっています。

最初にも少し書きましたが、
自分もこの教材を使い始めてまだ日が浅く
よくわかっていない部分もあるので
これから使い込む中で気がついたところがあれば
加筆修正していきます。

公式サイトへのリンクを張っておくので、
購入を検討されている方は無料会員になって
試しに使ってみてください。

https://sokugaku-1k.com/

以前使用していた合格ロケットとの比較記事も作ってみたのでご参考までにどうぞ。

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