頭がおかしいと言われるほど勉強が楽しいと思えるようになるには

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頭がおかしいと言われるほど勉強が楽しいと思えるようになるには
kagetora

勉強が楽しいなんて、頭おかしいんじゃないの??

こんな風に思う人も少なくないと思います。でも、

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ゲームが楽しいなんて、頭おかしいんじゃないの??

こんな風に思う人はあまりいないのではないでしょうか。

なぜゲームは時間を忘れるほど面白く、勉強はそう感じられないのでしょう?

実は、勉強が楽しくなってくる瞬間は、あなたが新しい知識や技能を理解し始めたとき、それが「わかる」と楽しくなるのです。

そして、勉強に没頭して10時間があっという間に感じることも、勉強が好きでやっている当人にとってはおかしなことではなく、普通のことなのです。

この記事では、勉強が楽しくなる瞬間、理解が深まることの喜び、そして勉強を続けることで得られるメリットについてまとめていきます。

一緒に、勉強の楽しさを再発見しましょう。

頭がおかしいと言われるほど勉強が楽しいと思えるようになるには イントロ
この記事でわかること
  • ゲームが好きな人のゲームと、勉強が好きな人の勉強は同じもの
  • 長時間勉強できるのは頭がおかしいからではなく、勉強が好きだから
  • 勉強が楽しいと思えるようになるにはどうしたら良いか
目次

「勉強が楽しい人=頭おかしい」は間違っている

「勉強が楽しい人=頭おかしい」は間違っている

なぜゲームは面白くて勉強はつまらないのか

ゲームの魅力は、プレイヤーの行動に対してすぐに結果が得られるところ。

例えば、パズルゲームでブロックをうまくはめ込むと、すぐに画面上で褒められたり、次のステージへ進めたりします。

このように、行動したことがすぐに成果として表れることで、人間の脳は快感を覚え、どんどんやりたくなってしまうんです。

さらに、ゲームは失敗を恐れることなく何度でもチャレンジすることができます。

たとえゲーム内で何度失敗しても、「リスタート」ボタンひとつでやり直しが可能。

失敗してもリスクがほぼない状況で何度もやり直せるという環境がゲームを楽しいと感じさせる要因のひとつです。

ところが、勉強にはそれがありません。

例えば、数学の問題を解いても、その正解が自分の将来にどのように役立つのかを直感的に理解するのは難しいです。

また、勉強の成果はテストの成績や評価という形で現れることが多く、これらは一回限りのチャンスであることが多いです。

このように、行動したことに対する成果が見えにくく、かつ、成果が出るのに即効性がないのが勉強なんです。

これが勉強が嫌いになってしまう一番の原因。

さらに、学習内容も抽象的で難解なものが多く、自分の興味や生活と直接結びつかない場合、モチベーションを維持するのが一層困難となり、ますます勉強から遠ざかってしまう結果となります。

このような違いから、ゲームは「即時性」「失敗の低リスク」「楽しさ」という要素があるので面白いと感じ、

一方で、勉強は「長期的な報酬」「高リスクな失敗」「直接的な楽しさがない」という要素があるので、面白くないと感じさせてしまうのです。

しかし、勉強のやり方を工夫して、小さな成功体験を積み重ねることで、勉強の楽しさを発見することができます。

勉強はわかるようになってからが楽しいって本当?

勉強はわかるようになってからが楽しいって本当?
UX DAYS TOKYO 公式サイトより引用

勉強における理解が一気に進む瞬間は、まさに「脳内の電球が点灯する」瞬間とも言えます。

上のグラフは学習における時間と成果の関係を表したグラフです。

グラフの傾きが一気に上にはねるタイミングがその瞬間です。

この瞬間を迎えたときに多くの人は勉強を楽しいと感じるのです。

たとえば、複雑な数学の定理を理解したときに、それを使って難しい問題を解決できたら、その達成感は計り知れません。

同様に、外国語学習において、日常会話で使えるフレーズを覚えて、実際にネイティブスピーカーとコミュニケーションが取れたら、それはとてもうれしいことであるし、今後の勉強に対するモチベーションを大きく高めてくれる経験にもなります。

このような体験は、「自己効力感」をもたらします。

自己効力感とは、自分の能力を信じ、目標達成に向けて積極的に取り組む心理状態のこと。

勉強を続けているうちに理解が深まり、それが実践で活かせるようになると、自分の能力をより信じるようになり、学習に対する意欲がどんどん湧いてくるようになります。

しかし、もう一度上のグラフを見てもらうと、その瞬間に至るまでには時間を費やしても成果が上がってこない「停滞期」にあたる時間があることがわかると思います。

この停滞している期間を乗り越えることができずに、その瞬間を迎えることができない人がほとんどなのです。

この期間は勉強していても理解が伴わなわず、成果も出ずで勉強を止めたくなってしまう要素満載の期間。

ただ、この期間を我慢して耐えて勉強を続けることで、一気に理解が深まるタイミングが必ず訪れます。

勉強はわかるようになってからが楽しいというのはこのため。

わかるようになってから一気に成果が出始めるからです。

目に見える成果が出れば当然うれしいし、結果、勉強が楽しくなってきます。

10時間も勉強するなんて頭おかしいんじゃない?と言われるけど…

先ほどゲームの話をしましたが、ゲームに限らず楽しい事っていつまででもやっていられるものじゃないですか。

それは勉強でも同じこと。

勉強の楽しさを知ってしまった人からしたら、10時間勉強することなんて苦ではないのです。

ゲームが楽しいと思う人が一日中ゲームをやり続けることができるのと同じで、勉強が楽しいと思う人も一日中勉強をやり続けることができます。

だから、決して頭がおかしいわけではありません。

しかし、長時間やり続けていると飽きてくる時もあります。

たとえば、ゲームが楽しいと思う人でも、レベルを上げるためにひたすらスライムを叩き続けていたら飽きますよね。

勉強もそうで、同じことをやり続けていたらやっぱり飽きてきてしまいます。

こんな時、勉強が好きな人は、勉強する科目を変えたり、読書に切り替えたりして、先ほどとは違うことを勉強し始めるんです。

これは「インターリービング勉強法」と呼ばれています。

このように、好きなものには没頭できてしまうのが人間です。

あまり大勢いないかもしれませんが、勉強が好きな人にとっては勉強は楽しいもの。

楽しいものは何時間でも続けることができます。

個人的には、一度くらい「勉強ばっかりやって頭おかしいんじゃない?」と言われてみたいと思ったりしますが、勉強好きな人にとって長時間の勉強は頭がおかしいからやっているわけではなく、楽しいからやっているだけなのです。

頭おかしいの?と言われるくらい勉強が楽しい状態にするには

頭おかしいの?と言われるくらい勉強が楽しい状態にするには

勉強楽しくなってきた瞬間とは?

上記で述べたように、楽しければ続けることができることは理解していただけたと思うので、ここからはどうしたら勉強が楽しくできるのか考えていきます。

学びの楽しみは、人それぞれで感じ方が違います。

新しいことを理解したり、難しい問題を解ききれた時に、特にその喜びを感じることが多いです。

そんな瞬間は、自分が少しずつ成長していることを感じられるため、学びへのやる気をぐんと引き上げてくれます。

「ふとした瞬間にピンとくる体験」、いわゆるアハ体験があると、学びがもっと楽しくなります。

難しいと思っていたことが急に理解できたりすると、心が躍ります。

そうした時、私たちの脳は小さな幸せを感じる物質を出して、学びへの喜びや満足感を与えてくれるんです。

また、自分の中で「できる!」という感覚が強くなることも、勉強を楽しいと感じる大きな理由です。

自分の力を信じて、挑戦を続けることで、実際に成長していくことが実感できます。

数学の問題を解けるようになったり、英語でスムーズに話せるようになったときの喜びは、まさにその例ですね。

さらに、勉強が自分の好きなことや興味があることとつながると、その楽しさは倍増します。

自分の好奇心を満たすために学ぶことで、知識が自然と身につき、学びそのものが楽しい時間に変わっていきます。

この「楽しさ」を味わってしまえば、次の楽しさを求めて自分から動き出すことができ、気がついたときには頭がおかしいの?と言われるくらい勉強にどハマりしている状態になるんです。

勉強が楽しいとたくさんのメリットが得られる

勉強を楽しむことには多くのメリットがあります。

まず、知識が豊富になり、さまざまな分野で活躍できる可能性が広がります。

また、学ぶことで思考力や問題解決能力が鍛えられ、日常生活や将来のキャリアに役立つでしょう。

さらに、自分自身の興味や関心を深めることで、今まで得ることができなかった新しい体験や知見を得ることもできます。

勉強を楽しむことは、一見すると大変なことのように感じるかもしれませんが、実は多くの可能性や喜びを秘めています。

自分に合った方法を見つけ、少しずつでも前進し続けることで、学びの楽しさを実感できるはずです。

勉強が楽しいと感じることができれば、それはあなたの成長や新しい発見に直結する素晴らしい経験となるでしょう。

また、勉強を通じて得られる知識やスキルは、大きな財産となります。

学びのプロセスを楽しむことで、自分自身をより豊かな人物に成長させることができるのです。

それでは、勉強を楽しむための具体的な方法について考えてみましょう。

勉強の内容を深く理解し、その過程で新しい発見や学びを楽しむためには、どのようなアプローチが効果的なのでしょうか。

学びを楽しむためのアプローチ

学びを楽しむ秘訣は、自分だけの特別な方法を見つけることにあります。

まずは、心の中で自問自答してみてください。

「この勉強をして、私は何を成し遂げたいんだろう?」そして、これから習得する知識やスキルが将来どんな風に役立つかを、具体的に思い描いてみましょう。

このように目標を設定することで、これからの学びでどこに向かうのか方向を定めます。

続いて、自分の心が躍るような分野やトピックを見つけましょう。

上記でも述べましたが、自分が好きなことに取り組む時、私たちはより集中でき、学び自体を楽しむことができるんです。

例えば、宇宙に興味があれば天文学を、言語に魅力を感じるなら言語学を深掘りしてみるのはいかがでしょうか。

また、学習方法にもちょっとした工夫をしてみましょう。

視覚で学ぶことが得意なら、YouTubeなどの動画教材を使ってみてください。

もし実践的な学びが好きなら、外部のセミナーや勉強会に参加してみるのも良いでしょう。

そして、学習グループに参加することで、同じ目標を持つ友達から新しい刺激をもらい、視野を広げることができますよ。

勉強したことの振り返りも大切です。

進捗だけでなく、自分がどれだけ成長したかを感じることができるからです。

自分で設定した目標にどれくらい近づけたかを定期的にチェックし、必要があれば学習計画を見直してみましょう。

こうして、自分だけの学び方を見つけ、目標に向かって進むことで、学習は義務から自分自身の成長へと繋がる旅に変わります。

学びを楽しむことは、自分自身を見つめ直し、夢に一歩近づく素晴らしい方法なんです。

最後に:頭がおかしいと言われるくらい勉強が楽しいと思えるようになろう!

では、これまでの内容を箇条書きでまとめます。

  • 「勉強が楽しい=頭がおかしい」は間違っている
  • 目標を明確に設定し、達成したいことを具体的にイメージする
  • 興味や情熱を感じる分野を選択することが重要である
  • 学習方法を多様化し、自分に合ったスタイルを見つけ出す
  • 視覚的資料やプロジェクトベースの学習も効果的である
  • 学習コミュニティへの参加で新たな視点を得る
  • 定期的な学習成果の振り返りが自己成長につながる
  • 学習停滞期を乗り越えた先に脳内の電球が点灯する瞬間が訪れる
  • 学びを楽しむためには、自分なりの戦略が必要である

勉強に関する記事をこれまでにいくつか書いたので合わせて読んでもらえるとうれしいです。

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